にんにくの栽培・収穫

みなさま、こんにちは!
こちらのカテゴリでは、北本ファームが育てている
「にんにく」に関する情報を掲載いたします。

<にんにくの栽培・収穫>

にんにくは、秋に植え付けを行い、葉が伸びてくる春先ごろに根塊も成長し、5月下旬から6月頃には収穫することができます。
風味と香りが引き立つ大きな球を育てるためには、土づくりとタイミングの良い追肥がポイントです。

今回は、北本ファームで行っている栽培から収穫までの流れをご紹介いたします!

1、土づくり・育苗

北本ファームでは、微生物やミネラルが豊富な土づくりのため、牛の糞のたい肥などを使用。
にんにくの苗は、9~10月の植え付けに合わせて購入し、
代々継承されてきた専門の特別な土を使用して、育苗しています。

2、植え替え

水はけのよい培養土に、10~15cm程度の間隔を空け、植え替えを行います。
◎家庭栽培のポイント!
家庭での栽培する際は、水はけしやすいプランターなどを使用することがオススメです。

3、水かけ

にんにくは、乾燥には強いのですが過湿には弱く、
土が湿っている状態が続くことはあまりよくありません。
ですので、土が乾いたら水かけを行うようにし、水のやり過ぎには注意して下さい。

4、追肥

にんにくは、肥料をたくさん必要とする野菜ですので、定期的に追肥する必要があります。
基本的には、11月、1月、3月の計3回。
65cm幅のプランターの場合ですと、成分量窒素8:リン酸8:カリ8の化成肥料であれば、
1回目は20g、2回目は10g、3回目は5gと、各月1回ずつ行うと良いでしょう。
また、液肥の場合は、規定の希釈率で薄めたものを、2月までに4、5回に分けて行うと良いと思います。

5、摘み取り(とうたち)

4、5月になると、茎の先から花芽(花の咲く茎)が伸び出し、
この花芽が出たら摘み取り(とうたち)を行います。
にんにくの球を大きくするために、約15〜20㎝ほどの大きさになったタイミングで摘み取ります。
◎家庭栽培のポイント!
摘み取った花芽部分は、「にんにくの芽」とも呼ばれ、食べることができます。
オススメの調理方法は、炒め物や天ぷら!
美味しいのでぜひ食べてみてください!

6.収穫

いよいよ、にんにくの収穫です!
にんにくは、4月の終わりから5月にかけて大きく成長します。
ポイントは、とうたちから2〜3週間後くらいで、下葉が2〜3枚枯れ始めたころが収穫のタイミングです。
梅雨までに収穫してしまうようにしましょう。
~ Before ~

~ After ~

7、保存方法

にんにくはカビが発生しやすいので、乾くまで風通しの良いところで陰干ししてください。
◎家庭栽培のポイント!
収穫したての「生にんにく」と「乾かしたにんにく」とは味が少し違います。
味の違いを食べ比べることができるのも栽培した醍醐味です。
ぜひ味の違いを楽しんでください!

北本ファームでは、栽培した農産物をオススメレシピのご紹介や、
地域のイベントや体験農園で、伝統ある生産方法や、農産物の魅力をお届けしています。

緑広がる自然豊かな場所で、作物の魅力を伝え、加西市を盛り上げていきたいと考えておりますので、
興味のある方は、ぜひ当サイトをご覧ください!

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